骨粗鬆症

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タバコと骨・関節の病気

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タバコの病気被害を探せ!サイトの主旨

タバコは発展途上国でも、予防可能な死亡原因のトップであることはご存知ですか?
最近では注目されています「受動喫煙」についても、喫煙者以上の有害性もあります。
タバコの病気被害を探せ!を見ていただくことで、タバコがほとんどすべての病気と関連することを知り、
禁煙に関して無関心な人が少しでも禁煙に関心をむけていただけると幸いでございます。

骨粗鬆症の喫煙被害

喫煙によって、骨粗鬆症を防止する効果のある女性ホルモンの分泌量を制御することがわかっている上、女性ホルモンの代謝を促進することがわかっているので、喫煙によって、特に女性においての骨粗鬆症を促進することが広く知られています。

イギリスのノッティンガム大学が580人の閉経後女性を対象に、背骨や大腿骨など5箇所の骨密度を測定した横断調査で、非喫煙者と喫煙者の骨密度に統計的有意な差があったと報告しています。
また、オーストラリアのメルボルン大学における双子女性20組の調査によると、1日1箱の生涯喫煙は、兵敬治の骨密度を、大腿骨頚部で5,8%、腰椎で9,3%低下させると報告しました。

カルシウムと同時に、骨の形成に必要な成分としてコラーゲン線維という線維がありますが、喫煙によってコラーゲン線維の合成を阻害することもわかってきました。

アメリカのネブラスカ大学がおこなった実験によると、コラーゲンのゲルの中で培養した骨芽細胞は、タバコ煙抽出成分があると、遊走能力が低下して、コラーゲンの重合を促進するフィプロネクチンを分泌しなくなり、結果としてコラーゲン線維の重合を行わなくなります。
これらの効果は、タバコ煙抽出成分の濃度に比例して大きくなります。

同じグループは別の報告で、骨芽細胞のもとの細胞が、タバコ煙抽出成分を加えることで骨芽細胞に分化しなくなるということも示しました。

骨粗鬆症とは?

人間の骨は、年齢と共に骨量が減少して、最終的には、スカスカになってもろくなり、骨折しやすくなります。
骨量が減少する現象は、従来、単なる老化によるものなのか、病気によるものなのかという議論が様々な議論がなされてきましたが、最近では、

「骨粗鬆症とは、骨量が減少し、そのために骨がもろくなり骨折しやすい病態」

と定義され、病気として捉えられるようになりました。

骨粗鬆症は、原発性骨粗鬆症という原因のはっきりしないものと、続発性骨粗鬆症という原因のはっきりしているものとに分類されています。
いずれにしても、高齢の女性に多くみられる病気で、50歳代から増え始め、70歳以上では、約半数がこの病気になると言われています。しかしながら、大半の人ははっきりとした症状があらわれません。

タバコと骨・関節の病気

喫煙は女性ホルモンの働きや分泌を阻害するとともに、骨の剛性を高めているコラーゲン線維の合成までも阻害してしまいます。
これにより骨粗鬆症の進行を早め、全身の骨折の頻度が増えます。
子供の頃から喫煙を開始している場合は、骨の成長が著しく低下し、非喫煙者の身長と比べると6〜8cm程度低くなるということも確認されています。

筋肉や関節にも喫煙は影響しており、喫煙者は関節や筋肉の柔軟性が低下して非喫煙者と比べると怪我をしやすく、血流低下によって怪我の治癒までも遅らせます。
喫煙によってリウマチ性多発筋痛症の発症リスクも増大します。

さらに喫煙による血流低下は骨折の治癒までも低下させ、偽関節を誘発してしまいます。
特発性大腿骨頭壊死や骨髄炎のリスクが上がるばかりではなく、受動喫煙による小児のペルテス病発症リスクを5倍にまで引き上げてしまいます。

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