拡張型心筋症

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タバコの病気被害を探せ!サイトの主旨

タバコは発展途上国でも、予防可能な死亡原因のトップであることはご存知ですか?
最近では注目されています「受動喫煙」についても、喫煙者以上の有害性もあります。
タバコの病気被害を探せ!を見ていただくことで、タバコがほとんどすべての病気と関連することを知り、
禁煙に関して無関心な人が少しでも禁煙に関心をむけていただけると幸いでございます。

拡張型心筋症の喫煙被害

アメリカのチューレイン大学での35万人×12年間の追跡調査によると、糖尿病、高血圧とともに喫煙が拡張型心筋症の重要な危険因子であり、さらにそのリスク比が1日20本の喫煙によって1,39倍であったということが確認されました。

また、喫煙は心筋症の悪化因子でもあり、拡張型心筋症を発症した患者116人×6年間の追跡調査では、喫煙グループの死亡率は56%であったのに対して、非喫煙者グループの死亡率は32%に留まりました。

これは喫煙によって心筋症の悪化リスクが1,8倍であったということになります。

拡張型心筋症とは?

指針質の拡張を特徴として、心臓のポンプとしての働きが低下した病態を示します。

心筋は変性、減少して、左心室は線維化しますが、肥大型心筋症のような左心室壁の肥厚はありません。
近年では、ウイルス性心筋炎の後遺症として、心筋が障害されて、この病態を示すものが多いと考えられていますが、数%は遺伝性の発症といわれています。
明らかな原因疾患のない拡張型心筋症は、特発性拡張型心筋症と呼ばれます。

足のむくみ、息切れ、動悸、疲れやすさなどの軽い症状があらわれ、重症化すると、安静時や寝込んでいるときにも息苦しさがあり、全身のむくみや危険な不整脈があらわれるようになります。

最近では、優れた心筋保護薬、強心薬などが開発されることによって、生存率もだいぶ上昇しましたが、それでもこの病気にかかった数十%が発症後数年で死亡してしまいます。

タバコと循環器の病気

喫煙による体内の一酸化炭素、活性酸素、ニコチンの増加は、心臓の興奮性を高めてしまいます。
それにより、心室性期外収縮や心房細動などの不整脈のリスクを高めます。

喫煙は急性の血圧上昇を起こすほかにも、夜間の正常な血圧低下を起こしにくいノンディッパーと関係することが証明されていて、臓器への慢性血流障害の関与も指摘されています。
その中でも、喫煙による拡張型心筋症の発症率は1,39倍となっており、発症後の死亡率も通常の1,8倍にも増加してしまいます。

また、動脈硬化などのタバコ煙成分が直接作用している毒性は、糖尿病や高脂血症などとの相乗効果により、狭心症や心筋梗塞などの発症率を4〜22倍にも増加します。これは単独喫煙によるリスク増加が2倍程度なので、さらに危険であるということがよくわかります。

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