側等動脈炎

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タバコと循環器の病気

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タバコの病気被害を探せ!サイトの主旨

タバコは発展途上国でも、予防可能な死亡原因のトップであることはご存知ですか?
最近では注目されています「受動喫煙」についても、喫煙者以上の有害性もあります。
タバコの病気被害を探せ!を見ていただくことで、タバコがほとんどすべての病気と関連することを知り、
禁煙に関して無関心な人が少しでも禁煙に関心をむけていただけると幸いでございます。

側等動脈炎の喫煙被害

この病気は動脈硬化とは直接的な関係はないものの、喫煙によってリスクが上昇することが複数の研究者によって報告されています。

フランスのエドアール・エリオ病院での325例の症例対照調査によると、女性においての喫煙によるリスク上昇が男性よりも著しく、喫煙経験がある場合は5,48倍、10パック×年(1日喫煙箱数×喫煙年数)以上の喫煙経験によって13,8倍になることが証明されています。

アメリカのメイヨー・クリニックでの88例の症例対照調査によると、喫煙によって側頭動脈炎のリスク上昇は2,3倍となっています。
この報告において、喫煙者に発生する側頭動脈炎の57%、全人口に発生する側等動脈炎の25%が喫煙によっておこると試算されています。

側等動脈炎とは?

側等動脈炎は巨細胞性動脈炎とも呼ばれる、側頭部にある側頭動脈に炎症がおこる、比較的まれにおこる病気です。
55歳以上の高齢者に発症しやすく、男女差はほとんどありません。

炎症によって動脈が赤く腫れて蛇行し、押すと痛みがあります。
それと同時に高い熱がでて、体重減少、全身倦怠感、頭痛があらわれるようになります。

炎症が目の動脈に及ぶと、目のかすみ、ものが二重に見えたり、重症の場合は失明することもある病気です。
この病気のうち約50%の人がリウマチ性多発筋痛症を合併することが確認されています。

タバコと循環器の病気

喫煙による体内の一酸化炭素、活性酸素、ニコチンの増加は、心臓の興奮性を高めてしまいます。
それにより、心室性期外収縮や心房細動などの不整脈のリスクを高めます。

喫煙は急性の血圧上昇を起こすほかにも、夜間の正常な血圧低下を起こしにくいノンディッパーと関係することが証明されていて、臓器への慢性血流障害の関与も指摘されています。
その中でも、喫煙による拡張型心筋症の発症率は1,39倍となっており、発症後の死亡率も通常の1,8倍にも増加してしまいます。

また、動脈硬化などのタバコ煙成分が直接作用している毒性は、糖尿病や高脂血症などとの相乗効果により、狭心症や心筋梗塞などの発症率を4〜22倍にも増加します。これは単独喫煙によるリスク増加が2倍程度なので、さらに危険であるということがよくわかります。

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